若い世代を中心に、テレビ離れが顕著になっています。
テレビに出演している若いタレントさんが、番組内でプライベートではテレビは見ないことを公言して、そもそも自宅にはテレビを設置していないことも含めて、ベテランのタレントさんに突っ込まれていたのが話題になっていました。
しかし、テレビは見ていなくても、テレビ番組は見ている方が多くいます。
元々は違法アップロードへの対策として、公式が行う見逃し配信としてスタートしたTVerは、インターネットが利用できるスマホさえあれば、テレビ番組の視聴が簡単にできます。
AbemaTVなど無料で配信されているコンテンツは、ドラマや映画・アニメなどを楽しむことができますし、よりディープに特化した内容が数多く配信されているYouTubeなどで、チャンネル登録して日常的に楽しんでいる方も多くなっています。
Amazonプライムビデオなどの、安価に楽しめるサブスクコンテンツも増加していて、テレビをじっくり見る時間が無いのも仕方ありません。
テレビやビデオが自宅にある方も、視聴スタイルが変化しています。
ビデオ録画した番組を接続してあるテレビで見る以外に、自宅の別の部屋で自由にタブレットを使って見たり、外出中にインターネットを利用してスマホで見たり、そんな事を可能にする機能を搭載した機種も増えています。
(*自宅にインターネットが利用できるWi-Fi環境が必要です)
インターネットでの動画視聴は、webやメールなどの利用とは異なり、使うデータ量が飛躍的に増加します。
動画視聴の頻度が高いユーザーのスマホプランには、高速回線を無制限に利用できる、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の無制限プランが最適です。
しかし、この月額料金は軽く7,000円を超えて、オプション料金や端末の分割費用などを合算すれば、1万円を超えることも珍しくありません。
格安SIMの安価な月額料金は気になりますが、格安SIMでは高速通信で無制限に利用できるプランは提供されていません。
格安SIMで安価に、動画をたっぷり楽しむ方法はあるのか?解説していきます。
動画視聴ではどれくらいのデータ容量を使うのか?
(出典:総務省)
インターネットでのデータ利用量(トラフィックまたはトラヒックと言います)は、年々増加の一途を辿っています。
このグラフは、総務省が令和5年版として発表している、2022年11月分のインターネットのトラフィックで、一人あたりのデータ利用量を計算すれば、概ね月に100GB程度になります。
インターネットの利用者が増えたこともありますが、右肩上がりが急になっている(データ量が急増している)のは、それ以上に動画視聴の利用者が増加していることが大きな要因です。
同じ動画視聴でも、画質によってデータ消費量は大きく変わります。
人気の動画サービスで、具体的にどれくらいの消費量なのか?見てみましょう。
YouTube
YouTubeのフルHD画質1080pで視聴した場合の通信量は、1分あたり34.2MBになります。
コンスタントに1時間半程度を視聴した場合、1ヵ月の消費量は100GB程度になります。
HD720pでの視聴なら、1分あたり17.6MBに減少します。
1日に1時間半程度の視聴なら1ヵ月の消費量は50GB程度、3時間程度の視聴なら100GB程度になります。
Amazonプライムビデオ
Amazonプライムビデオを最高画質で視聴した場合、1分あたりの通信量は96.7MBです。
1日に1時間を少々超える程度視聴すれば、1ヵ月の消費量は200GB程度になります。
高画質に落として視聴すれば、1分あたりの通信量は30MBに減少します。
1日に2時間程度視聴すれば、1ヵ月の消費量は140GB程度になります。
TVer
TVerを自動画質で視聴した場合、1分あたりの通信量は17MB程度で、1時間に1GB程度を消費します。
1日に2時間程度の視聴で、1ヵ月に60GB程度を消費します。
低画質で視聴する場合は、1分あたりの通信量は10MB程度に減少しますが、スマホのフル画面表示では粗が目立って見づらく、スマホを縦にして一部表示の小さな画面で見る以外は現実的ではありません。
格安SIMは安価だが無制限プランが無い
(出典:MMD研究所)
MVNO(Mobile Virtual Network Operator)と呼ばれている格安SIMは、MNO(Mobile Network Operator)と呼ばれている通信キャリアと比べて、支払い費用が安くなります。
格安SIMに乗り換えでどれくらい安くなる?
MMD研究所が2023年9月22日~9月27日の期間に、スマートフォンを利用している18歳~69歳の男女36,331人を対象に行った調査である「2023年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」では、全体の8割を超えるシェアを持つMNOの3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)と、格安SIMのMVNOの月額の支払料金を比較すると、その差は5,000円以上あります。
データ通信料+通話料+端末 | MNO3社との差額 | |
MNO3社 | 9,498円 | - |
MVNO | 4,258円 | 5,240円 |
利用しているプラン内容は様々ですが、月額の支払料金平均額では大きな差が付きます。
格安SIMに乗り換えることで、確実に支払料金は安くすることができます。
格安SIMには無制限プランは無い
格安SIMの特徴として、主に10GB程度までの小容量プランが安価に利用できることがあります。
一部の格安SIMでは、50GB程度までの容量プランを提供しているケースがありますが、動画をたっぷり楽しむ容量としては、前述の動画視聴のデータ消費量を考えれば、到底容量が足りません。
動画視聴頻度の高いスマホユーザーは、一人あたりの1ヵ月のトラフィック平均値を大きく超える、200GB以上を利用する方が少なくありません。
格安SIMは月額料金が安くなるのは確かですが、動画視聴を楽しむには容量が足らない現実を知って、仕方が無く高価な3大キャリアの無制限プランを継続利用しているユーザーが数多くいます。
3大キャリアの無制限プランの月額料金
ドコモでの無制限スマホプランは、5Gギガホプレミアプランが多く、2023年の7月にされたプラン改定後のeximoもありますが、どちらも月額料金は7,315円です。
auでの無制限スマホプランは、使い放題MAX 4G・5Gプランで、月額料金は7,238円です。
ソフトバンクでの無制限スマホプランは、契約者の多いメリハリ無制限プランで月額料金は7,238円、2023年10月に改定された新プランメリハリ無制限プラン+では、月額料金は7,425円です。
このように3大キャリアの無制限プランでは、7千円を大きく超える月額料金を負担する必要があります。
では、格安SIMで安く、かつ動画視聴をたっぷり楽しむ方法は無いのか?考えてみましょう。
格安SIMで安価に動画をたっぷり楽しむなら「セット割」適用の光回線「光コラボ」を併用
格安SIMだけで動画視聴をたっぷり楽しむのは、現実的に難しいですが、自宅に光回線を導入することで、安価に快適なインターネット環境を構築出来ます。
そう聞けば、「光回線の月額料金が加わるなら安価にならないのでは?」という、疑問をお持ちになる方も多いと思います。
しかし、自宅に光回線が利用できるようになれば、多くのスマホユーザーに無制限プランは必要が無くなり、小容量プランで賄えるようになりますので、安価な格安SIMを利用する環境が整います。
全国の幅広いエリアをカバーしている、NTT東西の光回線フレッツ光を使う安価な「光コラボ」なら、数多くある選択肢の中には併用することで、安価な格安SIMが更に安くなる「セット割」が適用されるケースがあります。
安価に快適な通信環境を利用できる、光コラボ+格安SIMにセット割適用が絵空事ではないことを、具体的にご説明しましょう。
スマホ利用は自宅が多い
(出典:ソフトバンク)
スマートフォンを利用する場所で最も多いのは、自宅であることが圧倒的です。
上のグラフは、ソフトバンクによる調査の、全国1,200人に聞く、スマホの通信利用に関する実態調査です、
特にデータを大量に使う動画視聴では、時間に余裕があって腰を落ち着けられる、自宅で利用することが多いと言えます。
光回線が自宅に利用できる環境になれば、自宅でのスマホのインターネット利用はWi-Fiを使って光回線経由で行います。
光回線サービスでは、高速の通信環境を無制限に利用できる快適さが享受できて、1人で利用するだけでなく、複数の家族で利用しても制限が無く、たっぷり動画視聴を高画質で楽しんでも定額の月額料金で使えます。
もちろん、光回線が自宅で利用できるようになれば、スマホ利用だけでなくパソコンやタブレットなどの大きな画面端末を使えますし、対応するテレビなら大画面で動画視聴を楽しむ事も可能です。
自宅に光回線があればスマホプランは3GB程度でOKが大半
(出典:MM総研)
大量にデータを消費する自宅での動画視聴をWi-Fiで使うことにより、自宅でのスマホプラン契約のギガ消費は基本的に無くなります。
そのため、スマホプランに必要なギガの量は、外出時にWi-Fiが利用できない環境でスマホを利用するだけの分だけを確保すれば良くなります。
上のグラフは、2023年3月1日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2023年1月調査)」からの引用です。
スマホユーザーが1ヵ月にWi-Fi利用を含まず、契約しているスマホプランのギガを消費している量を表しています。
利用者数の分布を見れば、月に3GB未満のユーザー数が多くを占めていて、最も多いのは月に1GB未満になっているのが解ります。
向かって右側にあるデータ消費量の多い小さな山は、主に自宅ではWi-Fi環境が利用できず、スマホプランだけで運用しているユーザーだと推察できます。
このことから、自宅に光回線でWi-Fiが利用できるユーザーのスマホプランは3GB程度が最適であり、その容量を安価に利用するなら格安SIMが最適です。
格安SIMで安価な通信費トータル費用を実現して、動画をたっぷり楽しむ方法は、格安SIMで外出時のスマホプランを利用して、自宅では高速無制限な光回線サービスの、格安SIMが更に安くなるセット割が適用される光コラボを利用することです。
そんなおすすめの組み合わせと、実際に通信費トータル費用は幾らになるのか?具体的に見てみましょう。
光回線「@TCOMヒカリ」+格安SIM「LIBMO」にセット割がおすすめ!
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
格安SIMでは元々の月額料金が安く設定されているため、3大キャリアのような光回線とスマホプランを組み合わせることで適用される「セット割」のあることは、極めて少ないと言えます。
ここまで述べてきたような、光回線+格安SIMにセット割適用が可能な組み合わせを実現できるおすすめは、光コラボの「@TCOMヒカリ」+格安SIMの「LIBMO」を併用する組み合わせです。
@TCOMヒカリ+LIBMOでは、セット割が適用されます。
@TCOM(アットティーコム)ヒカリとは?
@TCOMヒカリはNTT東西の光回線フレッツ光を使い、接続業者プロバイダの@TCOMが、プロバイダ業務と光回線フレッツ光をワンセットにして提供している光コラボです。
フレッツ光は全国47都道府県全県を唯一カバーしている光回線で、提供エリアも都市部だけでなく郊外や郡部でも幅広く提供されていて、数多くのマンション集合住宅などの建物の共有スペース内まで、既に引き込み工事が完了しています。
フレッツ光が使えるエリアや建物では、@TCOMヒカリを利用する事ができます。
@TCOMヒカリは、マンション集合住宅利用で月額4,180円・戸建て利用で月額5,610円という安価な料金が設定されていますが、安価なだけでなく回線増強や技術力にも定評があります。
大手キャリアが展開している光回線サービス、「ドコモ光」「auひかり」はプロバイダが選択式になっていますが、そのどちらにも@TCOMが入っています。
格安SIMの「LIBMO」のセット割
(出典:LIBMO公式)
格安SIMのLIBMOでは、@TCOMヒカリを併用することで、毎月のスマホ料金が220円割引きされる「セット割」が最大5回線まで適用されます。
LIBMOの月額料金と、セット割が適用された後の価格を見てみましょう。
〇納得プラン | |||
データ容量 | 通常料金 | @T COMヒカリ 月額割引額 | 実質金額 |
3GBプラン | 980円 | 1回線 220円/月割引 | 760円 |
8GBプラン | 1,518円 | 1回線 220円/月割引 | 1,298円 |
20GBプラン | 1,991円 | 1回線 220円/月割引 | 1,771円 |
30GBプラン | 2,728円 | 1回線 220円/月割引 | 2,508円 |
前述のように、自宅に光回線があれば最適な3GBプランは、セット割の適用後に760円で使うことができます。
@TCOMヒカリ+LIBMOの通信費トータル費用は?
実際にかかる光回線の月額料金+スマホ代を計算して、3大キャリアの無制限プランとどちらが安価になるか?比較してみましょう。
@TCOMヒカリ | スマホ3GBプラン | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 760円 | 1人 | 4,940円 |
戸建て | 5,610円 | 760円 | 1人 | 6,370円 |
お一人で自宅に光回線+格安SIMでの通信費トータル費用は、マンション集合住宅利用の場合月額4,940円・戸建て住宅利用の場合月額6,370円になります。
動画をスマホだけでなく、パソコンやテレビでたっぷり楽しんでも、スマホの無制限プランで利用している場合の月額7,000円を大きく超える金額よりも、かなり安くなることがお解り頂けると思います。
これは単身世帯の計算ですが、家族で利用する場合は更にお得になります。
家族で利用しても光回線の月額料金は変わらず、スマホ代として一人増えるごとに760円を加えるだけだからです。
@TCOMヒカリ | スマホ3GBプラン | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 760円 | 3人 | 6,460円 |
戸建て | 5,610円 | 760円 | 3人 | 7,890円 |
3人で利用する場合でも、マンション集合住宅利用の場合月額6,460円・戸建て住宅利用の場合月額7,890円で済みます。
月に3GBで足らない場合は?
通勤時間にも動画視聴を楽しみたいユーザーは、月に3GBのプランでは足りませんが、LIBMOでは格安SIMでは数少ない30GBのプランまでが用意されています。
ただし、歩きながらや自転車移動中のスマホ利用や、バイクや自動車は無論のこと危険なのでくれぐれもお止め下さい。
片道の乗車時間が30分程度あり、往復でTVerの自動画質を1時間程度毎日視聴する場合なら、概ね1ヵ月に20GBが必要になります。
LIBMOの20GBのプランを利用した場合の通信費のトータル費用は、以下になります。
@TCOMヒカリ | スマホ20GBプラン | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 1,771円 | 1人 | 5,951円 |
戸建て | 5,610円 | 1,771円 | 1人 | 7,381円 |
キャッシュバック
@TCOMヒカリでは、キャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
工事費無料キャンペーン
@TCOMヒカリの工事費は、戸建てでもマンションでも最大22,000円がかかりますが、導入工事費が実質無料になるキャンペーンを行っています。
12ヵ月間月額料金の割引
新規契約で契約から12ヵ月間、月額料金が割り引かれます。
標準的な1Gbpsが公称値の回線契約で、戸建てタイプでは月額440円が割引きされ、マンションタイプでは月額330円が12ヵ月割引きされます。