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auスマホユーザーも光コラボで割引きは受けられる?

WiFi

auは契約者延べ6,000万人を擁する、業界2位の巨大通信会社です。

言うまでも無く業界1位はドコモで、両社は直接のライバル関係にあり、日夜激しい顧客獲得競争をしています。

 

auを運営するKDDIとドコモのNTTグループも直接のライバル関係にあり、Pontaポイントとdポイントのポイント制度など含めた金融関係の他、固定電話回線や光回線サービスなどのインターネット接続関連でも、鎬(しのぎ)を削りあう舞台が多くなっています。

 

両社のライバル関係は広く知られていますが、より効率を求めなければ生き残っていけない資本主義経済の中では、互いのメリットがある部分では、ライバルともある部分では手を握るというケースが珍しくありません。

 

ダイハツの検査不正問題が発覚したときに、影響を受ける企業として親会社のトヨタはともかく、直接ライバル関係にあるマツダやスバルにもダイハツが車両を提供していた事実に、驚かれた方も多いと思います。

 

これは、ダイハツは小型車両の開発や低コスト生産に抜きん出ていて、自社で開発生産するよりもメリットが大きいと判断するライバル会社と、量産効果のメリットが見込めるダイハツが部分的に手を結んでいるということです。

 

個人契約をする光回線サービスで、大きなシェアを持つ「光コラボ」は、NTT東西が敷設運営している光回線「フレッツ光」を使ったサービスです。

ライバル関係にあるauスマホのユーザーは、毎月のスマホ代が割引きされる「セット割」の適用を光コラボで受けられるのか?解説していきます。

 

光コラボとは何なのか?

光コラボについて、もう少し詳しくご説明しましょう。

 

光コラボはプロバイダをセットにした光回線サービス

 

(出典:NTT東日本

 

どんな回線でもインターネットを利用するためには、接続業者プロバイダが必要になります。

 

「光コラボ」は、回線としてNTT東西の光回線「フレッツ光」と、接続業者プロバイダをワンセットにして提供されている光回線サービスで、契約はプロバイダと行い、NTT東西とは直接契約をしません。

 

接続業者プロバイダは何をしているのか?

光回線でも無線回線でも回線だけではインターネットの利用はできず、インターネットを利用するだめには接続業者プロバイダが必要です。

 

インターネットは世界中に無数に存在している、データを収納してあるサーバーに接続しますが、回線は直接サーバーに接続することはできません。

 

ユーザーが接続している回線は接続業者プロバイダに繋がり、接続業者プロバイダが膨大な世界中のサーバーの中から、目的のサーバーに自社のノウハウで接続を行い持ち帰ったデータを、回線を通じてユーザーに提供するのがインターネット利用の一連の流れになります。

 

接続業者プロバイダは、インターネット利用の水先案内人の役割を担っています。

 

光コラボはフレッツ光を使った光回線サービス

 

(出典:NTT西日本*一部改変)

 

インターネットが利用できるスマホプラン契約では、回線の通信業者がプロバイダを担っているため、契約者は接続業者プロバイダを認識する機会がありません。

 

光コラボでは、光回線「フレッツ光」を運営しているNTT東西が直接ユーザーに提供するのではなく、接続業者プロバイダに回線を卸していて、接続業者プロバイダが回線とプロバイダ業務をセットにして、光回線サービスとしてユーザーに提供されています。

 

インターネットを利用するユーザーから見た契約は、スマホプランの様に回線業者と契約しても、接続業者プロバイダと契約しても利便性は同じですが、大きく異なるのは選択できる自由度である数です。

 

光コラボは、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社と膨大な数が提供されてます。

知名度が高い通信キャリアが運営している「ドコモ光」「ソフトバンク光」「楽天ひかり」も、数多くある光コラボの中の一つです。

 

光回線「フレッツ光」が利用できるエリアや建物では、数多くある「光コラボ」を自由に選択して使うことが可能です。

 

KDDIが運営している「auひかり」は、NTT東西の「フレッツ光」を使っていないため、光コラボではありません。

auひかりではプロバイダが7つ用意されていますが、契約は回線を提供しているKDDIと行うのが光コラボとは違うところです。

 

次に、この二つの光回線「auひかり」と「フレッツ光」について、比較ながら解説します。

 

光回線「auひかり」と「フレッツ光」の違いとは?

光回線の「auひかり」は、関東の一部エリアを除いてフレッツ光の利用していない部分である「ダークファイバー」を使ってサービスが提供されています。

 

しかし、この2つの光回線の扱いは全く別であり、互換性やサービスの共有など一切ありません。

 

光回線は提供エリア以外では利用できない

光回線でインターネットを利用するためには、近くまで来ている光ファイバーケーブルを、直接自宅に引き込み工事を行う必要があります。

 

そのため、「光ファイバーケーブルが近くまで来ている=光回線サービスの提供エリア」になっています。

 

ただし、これは一戸建てで光回線サービスを利用する場合であり、マンション集合住宅での利用は少々異なっています。

 

マンション集合住宅での光回線の利用は、建物の近くまで光ファイバーケーブルが来ているのが前提ですが、直接各戸に接続するのではなく、建物の共有スペース内まで引き込み工事を行い、建物内の配線を使って各戸に接続されるのが一般的です。

 

そのため、共有スペース内まで引き込み工事が完了している光回線しか、基本的にマンション集合住宅での光回線利用はできません。

 

auひかりの提供エリア

 

auひかりは、マンション集合住宅の共有スペース内まで引き込み工事が完了しているケースは極めて少なく、それまで戸建てでauひかりを使っていたのに、引っ越したマンションでは使えない!というケースが多くあります。

 

戸建てでも利用できるエリアは、以下の都道府県だけになっています。

 

【北海道エリア】 北海道

【東北エリア】 青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島

【関東エリア】 東京都、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木

【信越エリア】 新潟、長野

【中部エリア】 山梨

【北陸エリア】 石川、富山、福井

【中国エリア】 鳥取、岡山、島根、広島、山口

【四国エリア】 香川、徳島、愛媛、高知

【九州エリア】 福岡、大分、佐賀、宮崎、熊本、長崎、鹿児島

 

地図を見ても明白ですが、人口の多い大阪を含む関西圏や愛知県のある東海圏では、auひかりの利用はできませんし、利用ができる都道府県でも提供されているエリアは広くありません。

 

auひかりの提供エリア検索

無効のリンク

 

 

フレッツ光の提供エリア

フレッツ光は光回線で唯一、日本全国47都道府県全県をカバーしています。

 

それだけなく、正確な数字は発表されていませんが、人口エリアカバー率として、東日本では概ね95%以上、西日本では概ね93%以上だと言われていて、人口密集地の都心部だけでなく、郊外や郡部にも幅広く提供エリアが広がっています。

 

また、マンション集合住宅でも、日本中の数多くの建物の共有スペース内まで導入工事が済んでいて、フレッツ光を利用することができます。

 

フレッツ光が利用できるエリアや建物では、前述のように数多くある「光コラボ」を自由に選択して利用することが可能になっています。

 

フレッツ光の提供エリア検索

お住まいの住所によって、検索するサイトが変わります。

 

NTT西日本エリア

富山県 / 石川県 / 福井県 / 岐阜県 / 静岡県 / 愛知県 / 三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県 / 鳥取県 / 島根県 / 岡山県 / 広島県 / 山口県 / 徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 / 福岡県 / 佐賀県 / 長崎県 / 熊本県 / 大分県 / 宮崎県 / 鹿児島県 / 沖縄県

NTT東日本エリア

北海道 / 青森県 / 岩手県 / 宮城県 / 秋田県 / 山形県 / 福島県 / 茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 東京都 / 埼玉県 / 千葉県 / 神奈川県 / 山梨県 / 新潟県 / 長野県

 

NTT東日本 提供エリア検索

 

https://flets.com/app2/cao/

 

 

NTT西日本 提供エリア検索

 

サービス提供エリア確認・お申し込み | フレッツ光公式 | NTT西日本

 

 

auスマホの光回線セット割「auスマートバリュー」は光コラボでも受けられる

 

(出典:au公式

 

auスマホユーザーが指定の光回線を併用して割引きを受けられる、セット割の「auスマートバリュー」は、通信費トータル費用を下げる大きなポイントです。

 

家族でauスマホユーザーであり、自宅では光回線サービスを利用するなら、「auスマートバリュー」の適用は支払い費用節約に欠かせません。

 

「auスマートバリュー」はKDDIの光回線「auひかり」でも当然適用されますが、提供エリアが広くないこともあり、NTT東西の光回線フレッツ光を使う「光コラボ」の中にも、「auスマートバリュー」が適用されるものがあります。

 

関西エリアや東海エリアなど含めて、auひかりが利用できない場所にお住まいの場合や、マンション集合住宅にお住まいの方でも指定された光コラボを併用することで、全く同じセット割内容の「auスマートバリュー」が適用されます。

 

セット割を含むauスマホプランの割引き内容は?

auスマホのプラン契約では、セット割以外にも色々な割引きサービスが提供されています。

 

セット割

auのセット割であるスマートバリューとは、auスマホユーザーの契約者が、自宅で指定の光回線サービスを利用する場合に、スマホ1台につき最大月額1,100円の割引きが受けられるサービスです。

(*スマートバリュー利用には固定電話契約も必須なので、その月額基本料月額550円が別途かかります)

 

たとえば家族4人で利用すれば、最大1,100円×4人=4,400円の割引きが毎月適用されるので、この金額だけで光コラボの月額料金負担は極めて小さくなります。

 

家族割

3人以上の家族で利用すれば、毎月最大1,100円の割引きが適用されます。

 

光回線利用のセット割とは別途で両方適用されるため、家族4人ならさらに4,400円の割引きが適用されて、合計8,800円の割引き額になります。

 

無制限プランで月に3GB未満割

auショップでは、スマホプランに無制限利用ができる「使い放題MAX5G・4Gプラン」を推奨されるケースが大半で、契約している利用者が多くなっています。

 

「それほどインターネットを利用しないから・・・」というユーザーに対しては、「月に3GBまでなら、更にスマホ1台につき月額1,650円が割引きされますよ」という割引きが、最後に背中を押します。

 

特に、自宅に光コラボなどの光回線を利用しているユーザーは、自宅でスマホを使う時にもWi-Fiで接続を行うので、スマホ契約プランのギガを消費することが無く、外出時にWi-Fiの無い場所での利用にギガ消費は限られます。

 

 

(出典:MM総研

 

これは、2023年3月1日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2023年1月調査)」からの引用です。

 

Wi-Fi利用を除いた、純粋にスマホ契約プランのギガの消費量を表していますが、多くのスマホユーザーは月に3GB未満に集中していることが解ります。

 

家族4人なら1,650円×4人=6,600円が割り引かれることになり、先ほどまでの8,800円の割引きと合算すれば、月に割り引かれる料金は15,400円にもなります。

 

これらの割引きを使って、無制限プラン「使い放題MAX5G・4Gプラン」の料金を計算すると

 

(使い放題MAX5G・4G)7,238円-(auスマートバリューセット割)1,100円-(家族3人以上割)1,100円-(3GB未満割)1,650円=3,388円

 

で利用ができることになります。

 

auスマホユーザーは「UQモバイル」に乗り換えで更に安くなる

 

(出典:UQ mobile公式サイト

 

自宅に光回線が利用出来るauユーザーは、月に3GB未満の利用になるケースが多く、無制限プラン「使い放題MAX5G・4Gプラン」では大きな割り引き額が適用されて、家族4人で利用するケースなら月額3,388円で使えるのはお得だと言えますが、もっとコスパ良くau回線を使える手段があります。

 

auのサブブランドとしてKDDIが運営している「UQモバイル」なら、月額料金が安価な上にauスマートバリューと同様の割引きが受けられます。

 

UQモバイルのプラン内容と、セット割適用後の価格を見てみましょう。

 

トクトクプランコミコミプランミニミニプラン
1GB未満15GB20GB4GB
月額料金2,277円3,465円3,278円2,365円
セット割1,100円1,100円0円1,100円
割引き後1,177円2,365円3,278円1,265円

 

自宅に光回線がある場合に最適な、3GBよりも1GBの余裕があるミニミニプランは、セット割適用後の月額料金は1,265円になります。

 

UQモバイルの割引きはセット割だけですが、多くの割引きを適用したauの無制限プランの3,388円と比較すれば、毎月スマホ1台につき2,123円がお得になりますから、家族4人の場合なら毎月8,492円ほどお得になり、年間の節約できる金額は10万円を超えます。

 

セット割適用のおすすめ光コラボは「@TCOMヒカリ」

 

(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)

 

光コラボの「@TCOMヒカリ」は、マンション集合住宅利用で月額4,180円・戸建て利用で月額5,610円という安価な料金で利用ができて、auスマートバリュー・UQモバイルのセット割が適用できます。

 

安価に利用できるだけでなく、積極的に回線増強に努めていて、接続業者プロバイダとしての@TCOMは、auひかりのプロバイダ・ドコモ光のタイプBのプロバイダに選定されるなど、技術面でも定評があります。

 

前述のように、auのスマホプランでも割引きが受けられますが、UQモバイルに乗り換えて利用した方がコスパは良くなりおすすめです。

 

家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。

 

家族4人の通信費トータル費用を比較

家族4人で割引きをフル活用した場合の、通信費トータル費用を計算して比較しましょう。

 

@TCOMヒカリ+au

@TCOMヒカリau 使い放題MAX 3GB未満家族合計
マンション4,180円3,388円4人17,732円
戸建て5,610円3,388円4人19,162円

 

@TCOMヒカリ+UQモバイル

@TCOMヒカリUQモバイル家族合計
マンション4,180円1,265円4人9,240円
戸建て5,610円1,265円4人10,670円

 

家族4人で利用した場合、UQモバイルなら1万円前後で家族みんなのスマホ代と光回線の料金を賄うことができます。

 

キャッシュバック

@TCOMヒカリでは、キャッシュバックキャンペーンを行っています。

 

キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。

 

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工事費無料キャンペーン

新規で光回線を導入したり、現在auひかりをご利用になっていたりするなら導入工事が必要であり、それに伴う工事費が発生します。

@TCOMヒカリの工事費は、戸建てでもマンションでも最大22,000円がかかりますが、@TCOMヒカリの導入工事費が実質無料になるキャンペーンを行っています。

 

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新規契約で契約から12ヵ月間、月額料金が割り引かれます。

標準的な1Gbpsが公称値の回線契約で、戸建てタイプでは月額440円が割引きされ、マンションタイプでは月額330円が12ヵ月割引きされます。

 

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格安SIMの「LIBMO」に乗り換えれば更に安く利用可能

 

(出典:LIBMO公式)

 

@TCOMヒカリ+UQモバイルで利用するよりも、スマホプランを格安SIMの「LIBMO」に乗り換えれば更に安くなります。

 

格安SIMは元々安価に月額料金が設定されているため、セット割が適用されるケースは少ないのですが、@TCOMヒカリでは格安SIMのLIBMOを併用することでセット割が適用されます。

 

格安SIMの安価な料金にセット割が適用されることで、通信費トータル費用は更に下げることが可能です。

 

セット割が適用された、LIBMOの月額料金プランを見てみましょう。

 

〇納得プラン
データ容量通常料金@T COMヒカリ
月額割引額
実質金額
3GBプラン980円1回線 220円/月割引760円
8GBプラン1,518円1回線 220円/月割引1,298円
20GBプラン1,991円1回線 220円/月割引1,771円
30GBプラン2,728円1回線 220円/月割引2,508円

 

自宅に光回線が利用できる場合の最適なスマホプランの3GBは、セット割を適用すれば月額760円で利用することができます。

 

@TCOMヒカリ+LIBMO 家族4人の通信費トータル費用

@TCOMヒカリスマホ3GBプラン家族合計
マンション4,180円760円4人7,220円
戸建て5,610円760円4人8,650円

 

@TCOMヒカリにすることで、@TCOMヒカリ+UQモバイルと比較すれば月額2,020円、年間にすれば24,240円の節約が可能になります。

 

@TCOMヒカリ+auと比較すれば月額10,512円、年間にすれば126,144円の節約が可能になります。

 

 

 

 

 

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